税理士/長野県上伊那郡を拠点として活動する税理士法人さくら中央会計/宮田村、伊那市、駒ヶ根市

 

2010年9月号

 

【お問い合わせ】
税理士法人さくら中央会計
〒399-4301
長野県上伊那郡宮田村157 TEL:0265-85-2290
FAX:0265-85-3935

事務所通信

かけはし 2010年9月号

住み難くなってゆく地球

 

 地球の温暖化について「温かくなって良いではないか」なんて呑気なことを言っている人もいるが、とんでもない話である。北極の氷が溶けて地球の水面が上昇し、南方の低い島は水没してしまうというし、東京湾にも熱帯魚が居るようだ。そして、和歌山県や高知県では温かくなりすぎてミカン栽培の不適地となり、イタリアから高温にも適した品種を取り寄せているというのだから、そのうち長野県がミカン栽培の最適地になるかもしれない。
この辺でも、60〜70年前には雪が一晩に30pも積もったが、最近では箒で掃く程度である。
私の小学校の頃(約70年前)には東北地方は冷害で米が不作となり、冬には男性は関東地方へ出稼ぎに行く状態であったが、最近は北海道の米が一番うまいと言われている。
今年の気候はまた異常である。
いつもだとお盆が過ぎれば朝晩はめっきり涼しくなったのに、今年は毎日30度以上で熱中症による死者は有史以来と言われている。  
長野県では今年はまだ台風が来ないので、米、果物、野菜は豊作のようだが、海は水温が高くて、先日のサンマの初魚は例年の200分の1しか取れなかったとの話である。
また、長野県は山紫水明の土地で、温泉もありキレイな水も豊富で、これが当たり前のように思っているが、都会の食堂では飲み水を売ったり外国でも水が無くて大変困っている国もあると報じられている。
それにCO2も多くなり、大気が汚染され、これを減少させるためにいろいろな手を打っているが、今後はガンによる死亡率が年々増加していくため、「死んだ。」と言うと「ガンで。」ということがほとんどになるかもしれない。
このようにいろいろの現象を見ると、この地球もだんだん人間には住み難くなっていくような気がする。
現在の日本人の平均寿命は男性83歳、女性87歳と言われているが、将来は平均寿命が40歳台になると唱える学者もいる。
さてその対策は?

明確な主張とそのタイミング

 

 8月1日に発足した"さくら中央会計" も、顧問先の皆様に支えられどうにか一ヶ月を過ごすことができました。電話の受け答えの「ありがとうございます。さくら中央会計です。」という言葉にも、ようやく慣れてきた感じがします。
地元の製造業では春頃からやっと受注が上向きだし、どうにか利益計上できるところまできたかと思ったら、このところの"15年ぶりの円高" "9,000円を割り込む株安"の二重苦の到来です。 
景気の二番底の到来も懸念されるところであり、まさに「将来に明るい希望なし。お先真っ暗の状態」であり、気分さえも落ち込んで、暗いものとなってしまいます。
このような中で更に気分が落ち込んでしまう出来事が二つありました。企業経営者としても学ぶべき点だと思いますので、その点を述べてみたいと思います。

主張すべき事は明確に主張する

 

 8月24日、ドルに対し円は84円を突破しました。約15年ぶりです。少し前の1ドル95円ころに比べれば10%も円高になっています。逆に言うと、輸出産業では10%も手取りが減ることになってしまいました。このような状況の中で、野田財務大臣の発言は「円高を注意深く見守る。」だけです。誠に情けないやら、頼りないやら・・・
「日銀と共に、これ以上の円高を阻止するように全力で介入し、日本経済の復興を全面的に支援します。」程度のことが、なぜ言えないのかと思います。案の定、翌日の円は一時83円台に突入しました。企業経営者としても、従業員に対し、取引先に対し、主張すべき時には明確に主張することが大変重要なポイントだと思います。曖昧な態度をとると、相手に見透かされてしまいます。

タイミングを失わない

 

 翌日の8月25日になって、野田大臣は再び発言し、「必要な時には対応する。」と為替介入を示唆しましたが、世間は政府・日銀の対応の鈍さに余計に円高・株安が進行という悪循環に陥ってしまいました。

まさにタイミングの悪さを露呈したような状況です。企業経営者も決断すべき重要時にはタイミング良く決断し、適切な指示やアドバイスを具体的かつスピーディーに出すべきです。タイミングを失うと、とんでもない的外れの指示になってしまいます。

? 私は民主党に恨みがあるわけではありませんし、強力なリーダーシップや優れた政策で本当に力強い経済、良い国・日本を作り上げて欲しいと念願しています。少しでも将来に明るさが見えれば、国民の気分も違ってくると思います。

 企業も同様に経営者のリーダーシップによって、良くも悪くもなるはずです。私も自身の経営者としての発言や行動に不適切な点が無いか自問自答し、従業員の気持ちが高まるような企業作りをしていきたいと念願しています。

経審と長野県新客観点の改正

 

民事再生駆け込み申請増加か!?

 7/26の中央建設業審議会で経審の改正案が発表されました。今回は小幅な改正ですが、中でもショッキングなのは再生企業に対する減点措置です。現行のW点で60点は総合評点P点で90点影響が出ますので、公共工事を請負う企業にとっては致命的になると思われます。また経審で今更ISOを加点!?という感じもあります。

更に8/5に長野県の新客観点の改正内容が公表されました。こちらは廃止改正が主ですが、建災防の加入が加点になることが注目点です。建災防は県建設業協会に入っていなくても加入することは可能な団体なので、協会各支部へお問い合わせ下さい。今回は10/1までに加入できれば加点対象になる様です。(県の説明会は12月上旬〜中旬、入札参加資格申請は1月中旬より予定)

経審の改正

新客観点の改正

 

 

【所内活動】・・・ 気持ちよい環境で ・・・

 

*毎日暑い日が続き少し身体がだるく感じますが、外を見れば草花は元気いっぱい!
そしてまた、ため息・・・。

 皆様も敷地内の美化には心がけている事でしょうから、この草には悩まされますよね。

私共の事務所では、春から秋にかけて月一の土曜出勤日に、全員で駐車場の草取りを実施しています。その甲斐あってか、今年は気持ちよく車を止められます。

 

*所内美化としては毎朝の当番制清掃、帰宅時の整理整頓、月初の共有スペース清掃に取り組んでいます。

日中は書類でいっぱいの机ですが、帰宅時にはスッキリと片付ることが習慣化され、各自の机周りは常に整理整頓されています。
共有スペースには担当場所があり、責任を持って清掃しております。月初の清掃で心と環境をリセットし、気持ちよく新しい月をスタートするのです。
整理整頓されたキレイな職場では、仕事もはかどるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

トップへ戻る