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2015年11月号

 

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事務所通信


かけはし 2015年11月号

「会議」の役割を考える

 

 私は基本的に「会議」は好きではありません。特に長時間にわたる会議はなおさらです。その原因は私の性格である"せっかち"に由来するところかもしれませんが、会議は、意思統一を図る上でも重要な役割を有しており、価値あるものにするためにはその役割や効果的な進め方等についての手法を知る必要があります。

今回はこの点についてお話ししたいと思います。

会議」の役割は何か

 

 会議とはなんでしょうか。会議にもその役割は様々であり、たとえば、朝礼等における報告・連絡等の場所が会議といわれることもあります。しかし、一般には会議の役割がきちんと認識されていないと、ただダラダラと時間が経過する会議になってしまい、結局は何の会議か分からなくなってしまうケースが多くあります。

 ズバリ「会議」は物事の結論を生み出す場です。自社の経営の方針を決定することによって会議の意味が出てきます。いくら活発であっても、意見が交錯するだけでは会議の価値は低いものになってしまいます。参加者には、「結論を決定する役割が会議である」ことを十分に認識させる必要があります。

効果的な会議を行うために必要なこと

 

 効果的な会議をおこなうためには、いくつかの重要なポイントがあります。

 

中小企業でよく見られる悪いタイプの会議とは、

  • 社長の独演会になってしまい、社員からの意見が少ない。
  • ダラダラと話し合いだけが続いた。

 

  独演会については社長自身がその弊害を知り、社員に会議のあり方について教え、意見を述べるように仕向ける必要があります。社員も意見を自ら述べる重要性を十分認識し、自ら会議を活発化させる役割を演じることが必要です。そうでないと「社長の独り舞台⇒社員は黙る⇒さらに独演会は続く⇒さらに社員は黙る」という悪循環に陥ってしまいます。

会議は皆で「会社の経営という神輿をかつぐ。」のと同じです。全員で盛り上げる意識と姿勢が必要です。

 ダラダラと長い会議を防止するためには、議題や資料を事前に通知し、次回の会議では「○○について決定する」などの連絡をしておくことが必要です。会議の場になって初めて議題が披露されても、突然のことゆえ「結論が導き出せず、意見が延々と述べられるダラダラ会議」に陥ってしまう傾向が強いといえます。

 その他にも、効果的な会議を行うポイントはいくつかありますが、とりあえずこの辺りから自社の会議を見直してみたらいかがでしょうか。

 

決算書の読み方

 

 会社は年に一度決算をします。その時、作成されるのが、一般に決算書といわれる貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)と損益計算書(そんえきけいさんしょ)です。

 簿記、会計が分からないと決算書が読めないと思いこまれている場合も多いですが、そんなことはありません。よくたとえで言われるのが、テレビを作ることはできないが見ることはできるとか、自動車を作ることはできないが運転はできる、といったことと同様に、決算書を作るのに必要な知識と、決算書を読むのに必要な知識は異なると考えると気が楽になると思います。

 決算書は、会社の通信簿です。会社の業績は、全社員が1年間、大変な思いをしてどんなに頑張ったかを教えてくれます。
また、経営改善のためのヒントが決算書の中にあります。
次回は、貸借対照表の見方を説明したします。

 

決算書は、
@ この一年間で、いくら儲けたのか (損益計算書)
A 会社の財政状態はどうなっているのか (貸借対照表)

をわかりやすく報告するためのものです。

 

決算書を読むにあたっては、はじめは、細部にこだわらないようにする姿勢が大切です。

「木を見て森を見ず」という状態にならないよう気をつけます。

難解な会計基準等の知識は、決算書の作成者には必要であっても、読み手には不要です。

収益、費用、資産、負債、資本が何かということと、その相互関係を簡単に理解し、決算書全体の整合性を見ていくことが大切です。

次回は、貸借対照表の見方を説明したします。

 

難しい問題から先に手を付けよう

 

誰でも、難しい問題、嫌な問題はやりたくないし、かかわりたくない。

出来たら避けたいと思う。

しかし、難しい問題でも、誰かはやらなければならない。

こんな時、立場上、また 責任上、やらなければならないこともある。

逃げたらダメだ。逃げたらいつまでたっても解決しない。

捨て身でやるしかない。そうすればキット解決するし、過去もそうだった。
やってみるとイヤだと思った問題も、案外軽く出来るものだ。

場合によっては、こんなことならもっと早くやれば良かったと思うこともある。

今までだって、処理出来なくて残した問題はない。

あるとすれば生死の問題だけだ。
今後もむづかしい問題も次から次へと出てくるかも知れないが、

ガンバッテ処理(善処)していきたいと思う。

 

「 断固として行えば 鬼神もこれを 避く 」
「 為せば成る 為さねば成らぬ 何事も  成らぬは人の為さぬなりけり 」

ふるさと納税の駆け込みはお早めに

 

今年も早いもので残すところ2ヶ月程となりました。

ふるさと納税につきましては「かけはし」で何度か触れられてきたと思いますので、概要はバックナンバー今年の6月号、2月号等(ホームページでも公開しています)でご確認下さい。

 

今年から変わった点は、1月からはふるさと納税枠が約2倍に、4月からは 5つまでの自治体に対するふるさと納税は確定申告が不要になった点です。

(他の理由で確定申告をする方は、ふるさと納税の控除も含めて確定申告をする必要があります。)

 

 そのようなこともあり、10月23日の総務省の発表によりますと、4月から9月までのふるさと納税の額が前年同期比約4倍になっているということです。

 

 ちなみに長野県内へは全国で3位のふるさと納税があり、中でも飯山市(自治体別全国3位)、安曇野市(同15位)で両市ともお礼の品はパソコンが人気の様です。パソコンは高額のふるさと納税が必要ですが、季節柄お鍋の具材の調達にはお手頃な金額で可能です。

 

今年のふるさと納税はもちろん今年の内にやらなければなりません。


来年の税制改正では企業版も検討されているので、どのような内容になるか気になりますね。

下記は簡単な早見表ですが、ふるさと納税の金額の目安は当社社長も推薦の

ふるさとチョイス(http://www.furusato-tax.jp/)」で試算も品定めもできます。

または当社の各担当に御相談下さい。

 

 

 

 

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