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2018年6月号

 

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事務所通信

かけはし 2018年6月号

 

人の振り見てわが身を正す

 

 最近ある事件報道をみて、皆さんも大きな憤りを持たれたのではないでしょうか。それは日大アメフト部の危険なタックル問題に関する一連のやりとりです。既に毎日のようにテレビ・マスコミが報道しているので状況はご存知だと思いますが、多くの国民の見方とすれば、タックルをした選手が真実を述べており、監督やコーチが真実をねじ曲げて会見をおこなっているのではないかとの見方ではないでしょうか。

なぜ人はそのような見方をするのか

 

 多くの国民がなぜそのような見方をするのか考えてみると

 【タックルをした選手】

  • 一人でも会見に臨み真実を述べようとした責任感
  • 関西学院大学にお詫びに行きたいと自ら申し入れた誠実さ
  • 退部をしアメフトを辞めるとまで決めた覚悟   ・・・ など

 

【監督・コーチ果ては大学の対応】

  • はじめは文書で対応、果ては2週間もたってから会見を開く遅さ
  • 「責任は私にある」と言いつつも、悪質な指示はしていない
    (逆に言うと選手が解釈ミスでやった)という弁解
  • 選手を本気で守ろうとする態度の無さと自らの保身
  • 監督はやめるが常務理事は一定期間謹慎するとの覚悟の無さ   ・・・ など

 

を感じ取って判断しているのではないでしょうか。更には記者会見での日大広報部の司会者の横柄ともいえる態度も、この事件の火に油を注ぐ状況を作りだしたともいえます。

半年前の「はれのひ」の成人式晴れ着事件もひどい話でした。社長は一ヶ月近くも雲隠れし、申し訳ないと謝っていても全く誠意が伝わってこない言動・・・同様の憤りを持ちました。

誠実に日々の仕事にあたろう

 

 私たちも日々の仕事の中で失敗やミスを起こすことはあります。ただし、これらの事件を通じて感じることは、それらの失敗やミスよりも、その後の対応の善し悪しで顧客との関係が良くもなるし悪くもなるということです。

 具体的には、

  • 即座に謝りに行くなどタイムリーに行動する
  • 電話等でなく、直接出向いて素直かつ誠実に謝る
  • 言い訳や弁解はしない

 

などと思われます。危険タックルをした選手は競技上は加害者かもしれませんが、多くの国民が気の毒と思い「ガンバレ」と応援しているのではないでしょうか。私たちもいざという時には、このアメフト選手を思い出し誠実に振舞いたいものです。

 

親孝行って何のこと(二宮金次郎って誰のこと)

 

 私共の少年時代には 親孝行の話が出れば、必ず薪を背負った二宮金次郎がその手本として教えられたし、今でも小学校の入口には二宮金次郎の銅像が飾ってある所が何ヵ所かある

然し、最近は親孝行と言う言葉は消えてしまったような気がする

それは、家の経済が楽になったし、子供が少なくなったためであるが、今は 夫婦相和し、経済的にも 円満に変わって来たためであり、大変よいことであり、有り難いことと思う

 

「税務通信」賃上げを頑張る中小企業対象 〜所得拡大促進税制の延長・拡充〜

 

従業員の給与を前年度より増加させた場合、

最大で増加額の25%を法人税から控除できます。

 

  • 中小企業における持続的な賃上げを促す観点から、賃上げ金額の一定割合の税額控除ができる措置が講じられました。
  • さらに高い賃上げを行い、かつ教育訓練費増加等の要件を満たす場合には、税額控除率を上乗せします。


制度の概要

 

(2018年4月1日から2021年3月31日までに開始する事業年度に適用。)

 

【通常】

継続雇用者給与等支給額が前年度比で1.5%以上増加した場合 

→給与総額の前年度からの増加額の15%を税額控除 

 

【上乗せ】

継続雇用者給与等支給額が前年度比で2.5%以上増加し、かつ一定の要件を満たす場合 

→給与総額の前年度からの増加額の25%を税額控除

 

一定の要件とは…
以下のいずれかを満たす場合

  1. 教育訓練費が前年度比で10%以上増加していること
  2. 中小企業等経営強化法に基づく経営力向上計画の認定を受けており、経営力向上がなされていること

 

通常、上乗せいずれの場合においても、税額控除額は法人税額の20%が上限です。

 

 

従業員が継続雇用者に該当するかが、複雑であるため、税額控除を検討されるお客様は担当にご相談下さい。

 

「経営支援通信」伸びる企業とは

 

 10年から20年にわたる企業の業績の推移をみると、同じような生産設備を持ち、同じような製品を製造していながら、長い間には企業成長力に大きな格差が生じている場合がある。その格差は、年が経つにつれてますます拡大していく。両社とも懸命に努力しているのだが、あたかも目に見えない不思議な力が作用しているのかと思われる程、両社の企業成長力の格差はなかなか縮小しないのである。

 では、企業成長力は一体どのような要素で形成されているのか、同じような製品を手掛けていて、なぜ格差が生じてしまうのだろうか?企業成長力を形成する要因は通常、ヒト・モノ・カネ という目に見える{経営資源}なのであるが、この3つの経営資源を如何に効率良く活用するかによって、企業成長力が決定されるのである。

それでは目に見える3つの経営資源を最も効率良く活かしている原動力は何であろうか?

それこそが、経営哲学・社風・企業家精神・情報力・企画力・技術開発力・人材開発力・・・などの{見えない経営資源}である。

そしてこれらの見えない経営資源を総合的に効率良く活用していく企業こそが、この激しい競争社会に勝ち残っていく企業である。

そしてそれを実行していくのは、経営者の腕であり責任である。
だからこれからの経営は過去からの惰性とカンで運営していては発展しない。結局は企業は人なり・・・と言われる所以。

 

そんな・・・会社を良くしていきたい社長のための 「戦略★社長塾」やってます

人? 金? 機械? 技術? 経営者の智恵の出し所(あとは管理次第)

 

○ やりたいことが沢山あるけれど、どれから手を付けたら良いかわからない。
○ 売上を伸ばしたいけれど、何をやったら良いのかわからない。
○ これで良いのか、今のままで良いのだろうかと思う。
○ 経営の基本や原理原則について知りたい。

≪講座内容≫

 

  1. 経営の本質や 経営の構成要因について
  2. 利益性の原則について
  3. 実行の手順について
  4. 経営の全体図と社長の実力向上について

 

・コース:全4回 …( 2時間/回×4週 )火曜日 木曜日
・参加料:全4回 … 20,000円(税込)(5,000円/回×4週)
+ テキスト代 1,600円
・場 所:税理士法人さくら中央会計 セミナールーム

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