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2019年11月号

 

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事務所通信

 

かけはし 2019年11月号

 

最近の気になるトピックス

 

 今年も後一ヶ月強を残す時期となりました。紅葉は真っ盛りですしアルプスも雪をかぶり始めました。
ここ数カ月で気になるトピックスをいくつかお話しします。

消費税の転嫁は出来ていますか?

 

 10月より消費税が原則10%になりました。外税できちんとお客様から頂戴している企業は良いのですが、たとえば食堂とか税込で「ラーメン600円」などと値決めしている企業では、値上げしない限り増税分を自社で負担することになってしまいます。
わずか2%であっても、以前の8%に比べると25%の負担増(2%÷8%)となります。税務署へ納付する消費税も同様に25%アップとなります。お客様から頂いているとはいえ、普段の資金繰りの中では本体の価額も消費税も紛れてしまいます。消費税貯金を増額するなど安定した資金繰りに努める必要があります。

大好評、インターバル助成金

 

 働き方改革をきっかけに助成金制度が改正されています。特に好評を得ているのが「インターバル助成金」です。ごくごく簡単に説明すると、

  〇前日の終業から、翌日の始業までを9ないし11時間以上空けること
〇そのために業務の効率化となる機械装置などの設備を導入する、など
一定の要件を満たすと、設備投資額などの80%のインターバル助成金がいただけるという制度です。(%などは条件によって異なり、助成金には上限があります。)
この制度を利用して、建設設計CAD・軽トラック・製餡機・貨物自動車等の導入を検討されている方がいらっしゃいます。もちろん助成金を上手に利用してですが。
設備等の導入をお考えの方は、事前に是非、ご相談ください。購入してからではダメなので念のため。

相続に関するご相談が急増しています

 

 ここ1年ほど相続に関するご相談が増えています。それだけ、戦後起業された方が相続を考える年頃にもなってきたのかなとも感じます。 相続は生涯何十年と蓄積してきた人生や財産が、お亡くなりになることによって一気に表面化してきます。何も考えなくても普段の生活は変わりませんが、そのしわ寄せが身内の財産争いや多額の相続税という形で表れることとなります。相続に関する不安があるようでしたら、出来るだけ早くご相談いただくことが得策です。

 税理士は税金だけでなく、様々なご相談を受け経験も積んでいますので、是非お声掛けください。
以上、最近気になったトピックスを述べました。気になることがありましたら、是非当社までご連絡ください。

 

 

経営者の交代には・・・

 

  最近世代交代が行われ、それに伴って会社の代表者や役員の変更があるが、社長としての職務を遂行するためには、円滑なバランス感覚と的確な判断力、決断力、経営能力、粘り強い折衝力、説得力、豊かな人脈等々が求められる。

 又、従業員を率いるリーダーシップも必要になるし、いろいろな困難に直面してもそれにくじけない忍耐力も必要である。

  しかし、それらの能力を初めから身に付けている人は稀である。
そのため、初めは平取締役として登用し、取引先への営業、銀行との折衝、経費の削減等いろいろな経験をさせ、徐々に社長としての能力を修得させる。

  そして、何年か経験と実績を積んでから、取引先からも従業員からも違和感を持たれなくなった時に交代するのが最良の方法である。

  そうしたら現社長は会長か相談役に就任して、側面から社長を支えることになるが、取引先や従業員に不安を感じさせるようなことがあってはならない。

  一般的には現社長が心身共に健康で、経営が順調なときに引継ぐのが最良だが、業績には波がある。経営者としては、売上が伸び、経営が順調なことは理想だが、現実は中々難しいことで、悪くなることさえある。
業績が悪くなってからの交代では、会社の内外に不安を与えるし、悪い噂が出ることもある。

  だから、最も好ましいのは、業績の良いときに交代することだが、時には社長が病気で倒れたり、急死したりする例もある。
常に不測の事態を頭に置きながら、毎日を真剣に経営することが大切だと思う。

 

税務通信 年末調整の事務をそろそろ始めましょう

 

寒さが日増しに深まる季節となり、年の瀬へ向けて1年を締めくくる準備が始まってきていますね。
税務でいえば、やはり「年末調整」でしょう。
皆さんのお手元にそれ用の資料がたくさん届いていると思います。そろそろ事務を始めていきましょう。 

なぜ年末調整が必要?

 

 給与の支払者は、毎月の給与をお支払いする際に、源泉徴収税額表によって税金を概算で天引きし、納税しています(義務)。

 ところが、所得税は1年間の給与の合計額と各種の所得控除額等で計算されるしくみになっていますので、本来納めるべき税金と概算での税金は一致しないのが通常です。

  したがって、この不一致を精算するために、税額を正しく計算し、過不足を還付・徴収するのです。

 

事務担当者)の確認ポイント

 

  • 令和元年分における税制の変更点はありません。
  • 令和2年分の「扶養申告等申告書」が変わっています。
    単身児童扶養者(未婚のひとり親)の項目が増えました。該当しそうな人は確認

 

(給与所得者)の節税ポイント…申告が必要

 

  • 社会保険料等 …  天引される社会保険ほか、小規模企業共済やiDeco等も該当
  • 生命・地震保険料 …  支払額証明書の添付
  • 配偶者(特別)控除  …  パート勤めでも可能性あり(所得見積必要)
  • 扶養・障害者等の控除 …  年内に生まれた、亡くなった人も対象 等々
  • 住宅借入金控除 …  2年目以降、申告書へ残高証明を添付して


災害義援金、ふるさと納税(5自治体超)、医療費控除 等々は、確定申告が必要です。

 

参考

 

この年末調整は給与支払者(会社側)が行うことが義務付けられています。
また、これに必要な扶養控除申告書等の提出は給与所得者(従業員側)に義務づけられています。

 

良くある事例 「本人が確定申告をするからと扶養控除申告書を提出してくれない

 

 

経営通信

人を育てると云うことは各人の役割を明確にすることである

 

 能力の劣る従業員につらく当たることは避けるべきであり、その道の専門家として育て上げ、自信を持たせ、一人一人に役割を与え、それに合ったアドバイスをすることである。

 フランスには「良い料理人は食材で最高の料理を作るが、下手な料理人は食材を活かし切れず型にはまった料理しか出来ない」という諺がある。

 

◎人の話を聞き上手になること

  1. 「そんなバカな」
  2. 「そんなことはダメだ」
  3. 「そんなことは知っておる」
  4. 「何を云っておるのだ」

 

◎良い経営者に共通すること

  1. 声が大きい
  2. 夢が大きい
  3. 食事が早い
  4. 前向きで考える
  5. 親切である
  6. 好奇心がある

 

と、一言のもとにはね返す人が居るが、そうすると相手の人は二度と意見を云わなくなる。
つまらない意見と思っても 「・・・・・・そう云う考えもあると思うが・・・・・」 と、一度は相手を持ち上げてから自分の考えを云うと、相手も気持ちよくなって次に又考えを云ってくれるものだ。

 

会長 神谷 勇雄

 

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