2022年5月号
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税理士法人さくら中央会計
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かけはし 2022年5月号
感動した言葉
先日、ある企業の社長と話をする機会を得ました。いろいろな世間話から始まった会話も、徐々に深くなりました。その社長はかつて某スポーツでは相当名をはせた方で、話をしていても元気はよいし、話題は豊富だし、相手をホッとさせるような冗談を言ったりもするし、こちらも話していてとても気分が良くなる方です。
その方曰く、「私はどうしたら相手が笑顔になれるか常に考えている。」という言葉を言われました。何かその言葉の中に他の人との関わり方の本質、会社を伸ばす原点を見出したような気がして、ドキッとしました。
この言葉を思い浮かべると、どう行動すべきか自ずと答えが見えてきます。
など、どうしたらよいのかが簡単に分かるような気がします。
職業病の私
翻って自分を見たときに、私は数十年にわたって税理士をしてきました。税理士は税法にのっとって正しい申告をするのが仕事ですから、間違いをする訳にはいきません。
長年そういう意識でいると「間違ってはダメ、こうしなくてはダメ」といった否定的な姿勢になってきたような気がします。まさに税理士の職業病です。やな感じですよね。この社長の話をお聞きして私自身が最も変わらなければと思った次第です。
タライの話をご存じですか?
今の若い方にタライといっても「何それ?」といわれるかもしれませんが、年配の方にはお分かりになると思います。桶(それさえも分からないかな・・)の大きなやつです。
タライに水を入れて両手で水を自分の方にかき寄せるとどうなるでしょうか。水は両手の脇を通って向こうへ逃げていきます。逆に両手で水を向こうへ押しやるとどうなるでしょうか。水は逆に自分の方に押し寄せてきます。
つまり、自分の方へ欲しい、欲しいとやっているうちはお金や利益は得られない。相手の得を考えて行動していけば、いずれ自分の方へ帰ってくるという話です。前段のある社長のポリシーに相通ずるものを感じます。経営というと、場合によっては小難しい理論であったり、法則であったりします。それらを学んで経営に生かすことはとても大事なことですが、会社を動かす源は“人”です。
今月号の話が少しでもお役立ちできればうれしい話です。明るく・元気に・楽しくやりたいものですね。
伸びる企業とは
何の特徴も無い一般的(平均的)な企業は、価格競争をもろに受けると衰微するが、その企業独自の長所を持っている企業は、取引先から評価され発展する。
では、その独自の長所とは
これらを実現するのは、中々難しいが、之をやるのが経営である。
勿論、商いは元にあるので、仕入れや材料の購入から吟味することは当然あるが、あくまでも採算(損益)を度外視しては倒産に追い込まれてしまう。
それには先ず、良い設備と環境が大切であるが、お客様を大事にする気持ちが基本であり、担当者に任せ放しにせず、各部署に責任者を決定し、それぞれ目標通り運営されているかどうかを常に監督、指導することが重要である。
税務通信
令和4年(2022年)5月からiDeCoに加入できる年齢の要件などが拡大されます
<2022年4月1日から>
iDeCoの老齢給付金の受給開始時期の選択肢が拡がります。
受給開始時期の上限が 70歳 ⇒ 75歳に延長
iDeCoの老齢給付金の受給開始時期を60歳(加入者資格喪失 後)から75歳までの間で、ご自身で選択することができるようになります。
<2022年5月1日から>
iDeCoに加入できる年齢の要件などが拡大されます。
新たに下記の方がiDeCoに加入できるようになります。
※公的年金の加入期間が120月に満たない等、国民年金第2号被保険者であれば65歳以上も加入可能
iDeCoってなに?
自分で入る、自分で選ぶ、もうひとつの年金「iDeCo」(イデコ)
iDeCo公式サイトで「税制優遇シミュレーション」もできます
詳しくは、iDeCo公式サイト(https://www.ideco-koushiki.jp/)まで。
iDeCo公式サイトは、iDeCo(個人型確定拠出年金)の実施機関である国民年金基金連合会が運営しています。