【開催日時】:2011年1月24日 【場所】:宮田村民会館 【講師】:小濱 道博先生
前編 『知っておきたい実地指導と改正介護保険法の行方』
雲ひとつない青天に恵まれた1月24日の午後、第二回介護事業セミナーが行われました。
講師をして下さるのは介護事業経営研究会(C−MAS:シーマス)の顧問であり、小濱介護経営事務所の代表者でもある小濱道博先生です。介護市場は近年急速に拡大しており、成長産業として期待され、関心が年々増しています。
北は長野市から南は飯田市まで県内各地からたくさんの方々にご来場いただきました。先生は全国で講演され、無料相談に応じていらっしゃいます。また、介護に関する会計についても精通されており、その経験、ノウハウを余すところなく解説して下さいました。
さて、2本立てのセミナーである前半の内容は、介護事業所が最も気を付けなければならない実地指導についてです。実地指導とは、日頃きちんと事業所の運営がなされているのかを市町村がチェックする、いわば税務調査のようなものです。先生は実地指導に立ち会ってきた経験を踏まえ、日頃から小まめに記録を残しておくことが大切であると注意を呼びかけました。

後編 『「介護事業」新規参入"成功"必見セミナー』
休憩を挟んで、後半は介護事業に参入するための具体的なノウハウについてお話いただきました。
介護マーケットは2000年から現在までで12兆円にまで成長しています。高齢者人口は、これから10年間で現在の2,900万人から3,600万人になり、さらに2015年には団塊の世代が65歳(高齢者)になります。そして2025年には規模は30兆円になるといわれており、日本で数少ない右肩上がりが保証された成長産業であることは間違いありません。介護業界にこれから参入していくために、参加者の皆さんは熱心に先生の話すポイントをメモしていました。
介護の会計は、事業所別・部門別にそれぞれ分けて行います。少し特殊な部分がございますので、会計に関してのご相談等あればさくら中央会計までご連絡ください。
セミナーは大盛況のうちに無事終了しました。
近々またセミナーの開催を予定しておりますのでその際には奮ってご参加ください。

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