税理士/長野県上伊那郡を拠点として活動する税理士法人さくら中央会計/宮田村、伊那市、駒ヶ根市

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事務所通信

 

【最新号】かけはし 2019年9月号

 

待ったなし消費税増税、たかが2%されど2%

 

 いよいよ来月から消費税率が10%になります。米中の貿易戦争等の影響で消費税引き上げがご破算になるのではと淡い期待を抱いていた方もいらっしゃるかもしれませんが、ここまでくると10%への引き上げはほぼ確実でしょうね。

準備は万端ですか?

 

 請求書や領収書を発行し、売掛帳等の帳簿に記帳する一連の業務でソフトウェアの変更等はお済ですか。以下のチェック項目で確認しましょう。
 □レジは新消費税率10%や軽減税率8%に対応していますか。
 □請求書や領収書を発行する販売ソフトは新消費税に対応していますか。
 □自社で経理されている方は、会計ソフトが新消費税に対応していますか。
 □どの商品が食料品になり、8%の税率を適用するか事前準備はできていますか。
 □食料品の店内飲食や持ち帰りがある場合、いずれの税率を適用するか取り決めしていますか。
 □事業者が8%のうちに駆け込み購入しても損得には影響ないですよ。

資金繰りに注意しましょう

 

 今回の改正で消費税率は8%から10%にアップします。一見すると、わずか2%です。ただし、引き上げ率をみると25%になります。(2%÷8%)
 ということは年間500万円の消費税を税務署に納付していた企業は、売上高が同額でも、これからは納付額が600万円(500万円×125%)になります。金額にすると、とても大きな金額となります。しかも、法人税は赤字ですと納税はないですが、消費税はその性格上、納付しなくて済む年というのはほとんどありません。すなわち、一旦滞納などにより未納付の消費税が発生すると、次の納付の消費税が追い打ちをかけてくるということです。雪だるま式に増えてしまう可能性があります。
 消費税貯蓄などをおこない納税見込み額を貯めていらっしゃる事業者も多くいらっしゃいますが、今後の貯蓄額は25%程度の増額が必要です。

 

社長の右腕がいる会社といない会社

 

 社長の右腕がいない場合は社長の負担感は大きい。

 会社は同じことをしているだけでは、事業は止まり、業績も下降するので、成長を続けなければならない。
 そのため新しいことを始めよう、変化・前進させようとする。
 そんな時に右腕がいない会社は、『社長vs全社員』ということになり、社員の多くは「そんなことを云っても…」「無理ではないか…」「難しい…」と思いがちで、社長一人で戦っていてはエネルギー切れとなってしまう。

 一方、右腕がいる会社で社長が新しい変化を起こそうとしたとき、「分かりました」「やりましょう」と右腕が言ってくれれば社長は勇気100倍となり、反対する人がいても右腕が説得してくれるので、社長とトップの人がこの方向で行こうと決めれば殆どの社員はその方向に進む。
 大きな組織が作れる会社と作れない会社の違いは、『右腕がいるか、いないか』によって大きく変わる
 では、右腕がいない会社の場合、どうやって右腕を作ればよいか。
 右腕とはより良い仕事を進めるために、今の仕事の改善点に気づいて行動を起こせる人である。なおかつ、部下の面倒も見られる人でなければいけない。年功だけで幹部の役割を果たしてくれるだろうと期待して役職をつけても失敗する。 右腕の人がいない場合には、やむなく社外からスカウトするしかない。その場合、その人が行動を起こせる人かどうか見極めなければいけない。気づくだけで行動にまでつながらない人では駄目である。その人が過去に、困難な局面でどう考え、どう行動をして難局を切り抜けたかを詳しく聞くことだ難局を乗り越える力のある人こそ右腕になれる可能性がある人だ。
 然し、そうは云っても外部からそのような有能な人を求めようとしても、そう簡単なことではないし。給料等の問題もあるため、中小企業では社長の妻や子どもを、右腕になるよう順次指導教育することのほうがやり易いかもしれない。

 

税務通信 地方税共通納税システム

 

 10月より「地方税共通納税システム」が稼働します。すべての地方公共団体へ電子納税が可能になるとともに、複数の地方公共団体への一括納付が可能になります。
 自宅や職場のパソコンから、土日祝日・年末年始を除く8時30分から24時まで利用*でき、地方公共団体の指定金融機関等以外の金融機関からも納付できるようになります。
(*別途、休日に利用できる日があります)

地方税共通納税システムの対象税目について

 

システム稼働当初は現行のeLTAX電子納税の取扱税目を対象としていますが、将来的には賦課税目の追加が検討されています。

 


地方税共通納税システムで取り扱う収納手段について

 

稼働当初は、現行のeLTAX電子納税で導入済の情報リンク方式に加え、ダイレクト方式が導入されます。

将来的には、クレジット収納等も検討されます


●情報リンク方式 地方税共通納税システムからインターネットバンキングまで、税額等の納付に関する情報を引き継ぎ、一連の操作で納付が可能


●ダイレクト方式  事前に登録した金融機関口座を指定して直接納付できる。インターネットバンキングへのログインや暗証番号は不要 
(税理士が代理申告の手続きの中で納付手続きが可能になります)


●オンライン方式 納税者が金融機関のATMやインターネットバンキングに直接ペイジーのキー情報を入力して納付する

 

利用方法

 

 

 

経営通信 人を育てると云うことは各人の役割を明確にすることである

 

 以前、当地方としては大手に属する某会社の役員会に出席した。その時の役員の発言は、気候の暑い寒いどころの話ではなく、会社をどう経営してゆくかについての議論で、それは全く真剣そのもので、聞いていた私までも身の引き締まるぐらい緊張した場面だった。

 

◎良い経営者に共通すること

  1. 声が大きい
  2. 夢が大きい
  3. 食事が早い
  4. 前向きで考える
  5. 親切である
  6. 好奇心がある

 
 野球でも、4番バッターだけでは野球はできない。代打率の良い選手も必要であるし、盗塁の良い選手もほしいし、抑えの投手も必要だし、先発投手も必要と云うように、その人に適した役割を与えることが大切である。
所謂オンリーワンのプライドを持たせることであり、中小企業経営者は、優れた経営者とか優れた技術者と云う自信・プライドを持たなければ企業経営は出来ない。
能力の劣る従業員につらく当たることは避けるべきであり、その道の専門家として育て上げ、自信を持たせ、一人一人に役割を与え、それに合ったアドバイスをすることである。
各人それぞれ異なった個性を持っているので、何も云わなくても自分の役割を果たす人と、いろいろアドバイスを必要とする人があるが、中小企業で限られた人材をうまく活用するのが良き経営者である。
フランスには「良い料理人は食材で最高の料理を作るが、下手な料理人は食材を活かし切れず型にはまった料理しか出来ない」という諺がある。

 

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